閉山直後に東京電機大学の阿久井教授の研究室の実測調査によってまとめられた長崎の端島《軍艦島》の資料集です。
・各層毎の島全体の平面図
・日本最古の高層アパートである、現在、　
　風化崩壊寸前の大正5年建築の30号棟の平
　面詳細図をはじめとする全棟別の平立
　面・断面・詳細図等
・風化で今は無き混構造の8号棟と12号棟や
　昭和館を含む閉山直後の調査時全棟写真
・閉山時とは異なる大正7年建築の日給社宅
　（16～20号棟）の増築前の写真を含む閉
　山以前の写真
・多数な各所の調査時詳細スケッチ
・30号棟と日給社宅で使われた、カーンバ
　ーシステム配筋と主筋代わりに使われた
　ワイヤーロープの詳細スケッチ
・調査時は記録対象だったものの、現在は
　崩壊して存在しない映画館《昭和館》を　
　はじめとする阿久井教授の見事なスケッ
　チの数々
昨今、何かとTVでも採り上げられる風化の進む軍艦島ですが、世界でも貴重な超過密住空間の閉山直後の状況が全689ページの記録図面等の膨大な資料で詳細に把握出来る唯一の《軍艦島》実測調査資料集です。
書籍の状態は、若干の折れがあるものの、本体の資料そのものは綺麗な状態です。
ただ、ビニールカバーに折れがあったり、箱に凹みや折れ等がございますので、写真で充分に御確認の上、御判断戴けましたら幸いです。